1階入ってすぐに設けられたネイルサロンスペースは、来客動線と家族の生活動線とを区別した間取りにすることで、サロンと家族空間の両立が実現。 トレンドのグレー・ブラックを取り入れた落ち着きのあるスタイリッシュなお家となりました。

西側には高層マンション、南にも賃貸用のマンションが計画された土地。周囲からの視線に配慮しながら、1階LDKのお住まいを希望されました。奥さまがネイルサロンの仕事を自宅でしたいと言う事で、ネイルの施術スペースと来客用の駐車スペースの確保が必要となりました。厳しい法的条件と敷地を最大限に活かし、サロンのお客様への配慮と家族のスペースのラインを宅内で設けました。サロンのお客様は玄関からLDKの手前で全て完結でき、家族のプライベートな空間へ侵入する事はありません。

制約がある環境やスペースの中で、お施主様の多くのご要望を詰めこんだ住まいです。

グレーの外観と道路側の1、2階でデザインを合わせた窓が印象的。限られたスペースの中でも家族用・来客用の駐車スペースを確保しました。

土間で繋がったシューズクロークにはベビーカーを畳まずそのまま置くこともできます。また造作の棚は高さ・位置を変えられる可動棚なので、収納の自由度がアップ。

グレーでまとめたスタイリッシュな雰囲気のダイニング・キッチン。照明やタイルにもこだわりました。キッチン奥のパントリーには冷蔵庫や食品ストックなど生活感のあるものを隠せるようになっています。

階段部分の吹抜けからは光が降り注ぎ、明るく開放的なリビング。 夜は間接照明が柔らかく空間全体を包みます。

奥様の夢だった自宅プライベートサロン。玄関からすぐにサロン専用の部屋を設け、通路の向かい側にはトイレもあるため、来客動線が家族の生活スペースに入ることはありません。

来客も兼用のトイレは、グレーとブラックで統一しクールな空間に。 無機質なデザインの手洗いボウルもアクセントになっています。

アップフロアは床材と合わせたアカシアの無垢材を使用。ベットフレームが必要なくなり、マットレスを置くだけでベッドコーナーが完成します。

デスクや棚を造り付けてあり、すっきりと整った子ども部屋。

寝室と子ども室の間に設けたファミリークローゼット。 

寝室からアクセスできるバルコニーは物干しスペースとしても活躍します。

浴室・脱衣は2階に設け、脱衣・洗濯・干す・しまうの作業が2階で完結できるようにしました。天井には物干しバーを設置し室内干しも可能。 また近年ブームの衣類乾燥機も時短家事に一役買ってくれます。

デザインコンクリートで仕上げた造作洗面台は、まるでおしゃれなお店のようです。